北海道に出没した体重が400kgもある巨大ヒグマ「OSO18」。
この「OSO18」は賢すぎてなかなか足取りがつかめなかったようです。
最終的には射殺されましたが、恐ろし過ぎるヒグマですね。
【OSO18】
OSO18は、北海道東部の川上郡標茶町・厚岸郡厚岸町一帯において、2019年から2023年にかけて家畜(乳牛)を襲撃していた雄ヒグマ1頭のコードネームです。
2019年7月に人間による唯一の目撃を伴って白昼に被害が発生した標茶町下オソツベツの地名と、前足の幅が18cmであることにより命名されました。
OSO18は、警戒心が強く、人慣れしていないヒグマとして知られていました。
また、被害が拡大したため、北海道庁は2023年7月20日に有害鳥獣駆除の許可を出しました。
そして、7月30日、釧路町役場農林水産課に勤務する40代の男性職員が、厚岸町でOSO18を発見し、射殺しました。
OSO18は、2019年から2023年の間に、合計66頭もの牛を襲撃し、被害総額は約2億円に上りました。
また、民家にも侵入するなど、地域住民に大きな不安を与えていました。
OSO18の射殺により、被害はようやく終息を迎えました。