日本四大公害の一つである「水俣病」の詳細です。
水俣病とは、メチル水銀化合物海に流れ、汚染された魚介類を長期間たくさん食べることによって起きる中毒性の神経系疾患です。
汚染水の発生源は化学工場で、その工場の工場排水に含まれていたメチル水銀が海や川に流れ出し魚などに蓄積していきました。
メチル水銀は毒性がかなり強く、人体の血液により脳まで運ばれ、人体に蓄積し著しい障害を与えます。
どういう症状かと言うと、腎臓等が障がいを受ける無機水銀中毒とは異なった病像を示し、神経系以外に障がいが生じることは確認されていないことが定説となっているようです。
※ 四肢末端の感覚障がい
両手両足の先にいく程、触れていることや痛みなどを認識する感覚が弱くなる。
小脳性運動失調歩行は不安定、動揺性で、ふらふらする。
両側性求心性視野狭窄物の見える範囲が狭くなる。
中枢性眼球運動障がい眼球が円滑に動かない。
中枢性聴力障がい耳が聞こえにくい。
中枢性の平衡機能障がい体の平衡が保ちにくい