ブラジルの自然保護区にあるホテルに現れた珍しい「タテガミオオカミ」です。
ほっそりしてカッコいいオオカミですね。
【タテガミオオカミ】
タテガミオオカミは、北アメリカ原産のオオカミの亜種で、北アメリカ北部の森林地帯や草原に生息しています。
体長は約1.8m、体重は70kg以上にもなります。名前の通り、背中には立派なタテガミがあり、オスの方が大きくなります。
タテガミオオカミは、オオカミの中でも最も社会性が高く、大きな群れを作って生活します。
1つの群れに20匹以上の個体がいることも珍しくありません。群れの中での役割分担が明確で、狩りや子育てを共同で行います。
また、タテガミオオカミは、狩りの際には相手を威嚇するために大きな声を発し、鳴き声も特徴的です。
しかし、人間に対して攻撃的になることはほとんどなく、人間との接触も少ないため、危険とされることはありません。
しかし、タテガミオオカミの生息数は減少しており、保護が必要な種とされています。
彼らの生息地の破壊や狩猟、病気や交通事故などが脅威となっているため、人間の手による保護や繁殖プログラムが進められています。