大分県豊後大野市三重町にある「岩戸景観」と呼ばれる百枝鉄橋のトンネルです。
電車の大きさギリギリで、電車の中から見たらめちゃくちゃ怖そうです。
【岩戸景観】
岩戸景観は、日本神話に登場する「天照大神（あまてらすおおみかみ）」が、岩戸に隠れてしまった後、諸神が彼女を誘い出すために行った「八百万の神々が踊る神楽」の場面を表現した、日本の美術作品の一つです。
岩戸景観は、主に絵巻物や屏風などに描かれており、中でも「狩野派」や「土佐派」などの絵画家によって、優れた作品が数多く残されています。
また、この八百万の神々が踊る神楽は、日本の伝統文化である神楽の起源となったとされています。
岩戸景観は、日本の美術史において非常に重要な作品とされており、多くの美術愛好家から高い評価を得ています。
また、この作品が表現する神話のストーリーには、神社や寺院の建築物や庭園などにも多くの影響を与え、日本の文化に深く根付いています。
【百枝トンネル】
百枝トンネルは、日本の鉄道路線である「JR予讃線」の一部として、香川県と徳島県を結ぶトンネルです。
全長約7.3キロメートルあり、このトンネルを通ることで、香川県と徳島県を直結することができます。
百枝トンネルは、1897年に開通した当時、日本で最長のトンネルでした。
トンネル内は、暗くて狭く、湿度も高く、通行する列車のスピードも当時は遅かったため、旅行者たちはこのトンネルを恐れ、通り抜けることができず、代わりに海路を利用していました。
しかし、現代では、百枝トンネルは、鉄道の発展に大きく貢献し、香川県と徳島県の人々の交流や物流の発展にも寄与しています。
また、トンネル内の景色も美しく、近年では、列車がトンネルを通過する際に、トンネル内に照明を設置して、美しい光景を演出する「トンネルイルミネーション」などのイベントも開催されています。
