アメリカ、フロリダ州のウォルマート店内でナイフを持って人々を脅迫していた女性です。
そこに保安官代理が到着し、ナイフを持った女性をテーザーガンで撃ち、取り押さえたようです。
【テーザーガン】
テーザーガンは、2つの小さな投げ矢のような電極を圧縮窒素で発射する武器です。
電極と本体は細く絶縁された銅線ワイヤーで常に有線接続されており、電流を流すことで標的を麻痺させます。
テーザーガンは、警察官の安全を守るうえで効果があるとされています。
警棒やトウガラシスプレー、またもちろん肉弾で標的と戦うよりもはるかに射程が長く、警察官は標的から十分な距離を保って対応できます。
テーザーガンの電圧は、約50万ボルトです。
アンペア数は6〜10ミリアンペアと低くなっています。
アンペア数が高いほど、電流によるダメージが大きくなります。
テーザーガンの電流は、心臓や神経に影響を与えるレベルではありますが、致命傷を与えることはありません。
日本では、テーザー銃は銃刀法違反で所持するだけで違法となります。
ただし、警察官や消防士などの職務上、テーザー銃の使用を必要とする者は、例外的に許可を得て所持することができます。
テーザーガンの使用には、いくつかの注意点があります。
まず、テーザーガンはあくまでも武器であり、正当な防衛や職務上の必要性がない限り、使用することはできません。
また、テーザーガンは、標的の心臓や首に電極が当たると、致命傷を与える可能性があります。
そのため、テーザーガンを使用する際には、標的の安全に注意する必要があります。